新型マイクロチャンネル熱交換器の伝熱性能と圧力損失?

 熱交換器の性能は、(コンパクトさにつながる)伝熱性能と(必要なポンプ動力の大きさに関係する)圧力損失の両面から評価される。両者を、縦軸と横軸に取り、代表的な形状のフィンで構成される流路間において比較すると、図5に示す通りとなる。

図5 代表的なフィン形状における伝熱性能と圧力損失

 新型S字フィン流路では、従来型のジグザグ・フィン流路と比較して、伝熱性能が同等という条件下で、圧力損失は約1/6に低減される。なお、プレート式熱交換器における代表的なルーバー・フィン型と比較しても、伝熱性能は約10%高く、圧力損失は約1/3となる。また、連続の正弦曲線フィンでも圧力損失は同程度に低減されるが、伝熱性能は約20%低下する。